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執筆者の写真特定非営利活動法人 桑の実

9月1日という1日。



多くの大人にとって9月1日という日は、何かしら思い出がある一日なのではないでしょうか?


長い夏休みが終わり久々の登校、この1カ月ちょっとの期間に何があった!?っていうくらい友達が変わっていたり、宿題が全然終わっていなくて焦ったり、学校に行くのは面倒だけど友達に会いに行けるのは嬉しくて何とも複雑な感情を抱きながら登校したり、好きだった人が夏休みでさらに素敵になっていてどこか遠い存在に感じて緊張してしまったり、知らない間にカップルが増えていたり、夏休み明け突然抜き打ちでテストをやらされて一気に現実に引き戻されたり(笑)



365日の中で、日付に意味がある日っていくつかあると思うんですが、ある世代以上の人たちにとって9月1日は意味ある日付のひとつだったはずです。


ある世代以上の年代にとっては関東大震災が起きた一日。私たちにとっての3月11日のような意味合いかもしれません。今でも9月1日は防災の日ということで、避難訓練などが行われていますよね。


私たちにとっては何よりも夏休みが終わる日。嬉しくもあり、寂しくもあり、楽しくもあり、哀しくもある、不思議な1日でした。

いつ頃からなのかはわかりませんが、9月1日が夏休み明けという定番も少しずつ学校や地域ごとに変化していき、今年は新型コロナウイルスの影響でそもそもの学校生活すらも様変わりしてしまいました。


9月1日を甘酸っぱく感じられるのも、ある世代から上の特権になっていきそうですよね。


年を重ねると本当に年々季節の巡りは早く感じるし、意味ある日付に意義を見出し、感情が揺さぶられることも少なくなってしまいます。お正月も一応挨拶はするけど本当に小さい頃に感じていた年が変わることへのワクワクした神秘的な気持ちはもうありません。


9月1日という日を意識したのも恐らく数年ぶりだと思います。


でも、今日はなんだかそれを意識してしまいました。というか、意識させられたのかもしれません。

今日、NPO法人 桑の実がある埼玉県寄居町ではジメジメ感はあるものの、昨日までの猛暑とは少し違うやや涼しめの天気模様。


朝の気温が低めだったので、夏の終わりが見えてきたなぁと感じて何気なくカレンダーを見たとき、そうか、夏休みも終わりか、という思いと同時に学生時代の気持ちがフラッシュバックしてきたのです。


久々に、あの頃の気持ちを思い出させてくれた今日という日、いつもと同じような一日かもしれませんが、いつもとほんの少し違う気持ちで、過ごしてみようと思います。


時々は、過去の感情を振り返り、心だけでも童心に戻ることも必要なことかもしれません。


あなたの、9月1日の思い出はなんですか?

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