仲間の存在

誰しも、悩みが深くなりどうしようもない状況になってしまうと、いかんともしがたい孤独感にさいなまれてしまいます。

私の気持ちなんて誰にもわかってもらえない、でも実はその言葉って裏を返せばあなた自身も誰の気持ちもわかっていないということで、自分の中で悩みや不安を大きく育て、際限なく大きくしてしまった結果、何が原因だったのかが見つけられない状況に陥ってしまう。

これは悩みや不安を常に抱えている人の特徴だったりします。

悩みや不安を抱え孤独感を感じてしまったとき、多くの仲間や共感してくれる人が欲しいと感じます。しかし、実際に人が変わるきっかけを得るのって、決して多くの仲間の存在ではないことが多いのです。

なんと、自分の悩みをわかり共感してくれる人がたったの1人いるだけで、7割の悩みは解決すると言われています。

でも考えてみたらそうですよね？どれだけ嫌なことがあっても、大好きなパートナーに寄り添って励ましてもらえたらそれだけで嫌な気持ちは吹き飛ぶわけです。

世界中が敵になっても、あなたの味方でいるよ。

プロポーズにはあまりにもクサいセリフですが本当にそれを実践してくれる人があなたのパートナーだったら、あなたはきっと幸せこの上ないでしょう。

子供に対しての愛情がまさにそれだと思うんです。子供に対してって、相手が何も返してくれなくても、お礼を言ってくれなくても愛情を注ぎますよね？だからこそ子供は、愛されているという確信があるから友達とケンカしても何の悩みもなく毎日走り回っている。

でもいつしか少しずつ成長する過程の中で、あれもダメ！これもダメ！といわれると自分はダメな子じゃないのか、と思ってしまいまだ幼いうちから自分の中で悩みを育てるようになってしまう。

結局、大人も子供も人にとって必要なのはたくさんの仲間じゃなくて、たった一人の無条件の味方なんですね。

もしあなたが悩み疲れ、孤独を感じてしまったとき、傍にいる人、傍に居ようとしてくれている人を思い浮かべてみるといいと思います。

たとえそれが、仕事上の役割だとしても、あなたを存在ごと肯定してくれる人は必ずいるはずです。

抵抗があるかもしれませんが、思い切ってその人に甘えてみましょう。それが無理でも、この人は自分のことを気にかけてくれているんだな、そのことだけは忘れないで下さい。

そして、向こうからアプローチをしてきてくれたのなら、その手を払いのけるようなことはしないように頑張りましょう。その人はきっと、あなたがつらい姿を見ることが、つらいと感じてくれているはずです。少しずつ、自分で巻いた鎖をほどいていきましょう。

もしあなたの周りの人が孤独にさいなまれ、どうしようもなくなってしまったとき、あなたの無理のない範囲で存在ごと味方してあげてください。それは、行動や言動をすべて認めるということではありません。

お子さんに接するように、注意も叱りもするけど、思いっきり愛する、そんな感情です。

たった一人の味方が、その人の人生を変える、それはもはや世界を変えるのと同じです。

希望は私たちを見捨てないようです。希望がなくなるのは、こちら側が諦めたその瞬間です。希望は捨てずに行きましょうね！

今日はやや暑苦しい内容になりました。すいませんm(__)m