普段施設の中で障害をお持ちの方と一緒に作業をしているとき、基本的には和気あいあいとした雰囲気で楽しく仕事をしています。
もちろん、各個人によって体調の好不調や気分の浮き沈みはありますが、施設としてはなるべく明るく楽しい雰囲気を大切にしています。
しかし、それでも時には厳しい言葉遣いで厳しく指摘しなければいけないこともあります。
その一番大きな原因の一つは事故やけがの危険性があることです。当然ですが、けがや事故は未然に防がなければなりません。
どんな人でも、慣れが小さな油断を生み、思わぬ失敗やトラブルを起こしてしまうことはよくあることです。
どんな人にでも起こりうることだからこそ、それを起こしてしまったときには支援する立場の周りの人間がより大きな責任を感じなければいけません。
時には、多少嫌われることも覚悟して強い口調で言わなければいけない時があります。
そして、その言葉を素直に受け取ってもらえるかどうかはきっと普段の接し方です。普段、その人のことに真剣に向き合って優しく接してくれた人だからこそ、厳しい言葉が意味を持つ。逆に言えば普段真剣に向き合えていなければ優しくしても厳しくしても相手には伝わらないし変わっていかないんだと思います。
いざ、というときの言葉が響く存在になれるよう、今日も精いっぱい頑張ります。
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