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執筆者の写真特定非営利活動法人 桑の実

夏バテがメンタル不調の原因に・・・

連日の猛暑日で、夏バテを感じている人も多いのではないでしょうか?

熱中症ももちろんですが、慢性的な夏バテはゆくゆくは心身の不調へと繋がってしまう場合もあります。



夏バテの主な症状は食欲の減退や気だるさなど。いずれも猛烈な暑さと、クーラーでキンキンに冷えた室内との湿度・温度の高低差が影響しています。

食欲がなくなってしまうと、どうしてもさっぱりとしたそうめんや軽食で済ませてしまいがちに。


すると必要なタンパク質の量が足りず、栄養が偏りがちになります。タンパク質の不足は食事の中でも最も気を付けなければいけないポイント。現に施設を利用していただいている方も生活が乱れる最初のきっかけはほとんどが食事です。そこから睡眠や生活リズムなど、どんどん問題が大きくなってしまうのですが一番最初に影響が出て、なかなか気づけないのが食事の乱れです。


食欲がない時期でも、頑張ってお肉やお魚を食べましょう。


そしてもう一つ、水はこまめにあまり冷やしすぎないのがオススメです。

夏場は汗の量が増えるため必要な水分量が増えることはもちろんご存じかと思いますが、キンキンに冷えた水って、意外とたくさん飲めませんよね?

個人差は女性の方でも最低2ℓ、男性であれば3ℓほどは水分が必要です。キンキンに冷えた状態の水、しかも夏場に非常に飲みたくなる炭酸飲料などは、気分をリフレッシュするのにコップ一杯ほど飲むのは問題ないですが、たくさん飲むことは出来ません。


必要量がきちんと接種できなければ、身体は慢性的な水分不足になってしまいます。


いずれも、小さな問題のうちに解決しておけばなんの影響もなく過ごすことができますが、そのまま放置してしまい、身体になんらかの不調が起きてしまえば、そこから様々な影響により心身を崩してしまう原因にもなりかねません。


大げさな話しれませんが、うつやパニック障害などの方のお話を聞かせてもらっている中では、そのきっかけとなった出来事は驚くほど些細なことも多いのです。


事実、夏バテから1週間ほど寝込んでしまい、しばらく休んでしまった後、会社に行きづらくなり退職、それをきっかけに数年間引きこもってしまい精神科を受診するというケースの方も過去にいらっしゃいました。


たかが夏バテ、されど夏バテです。


あなたがこれから一生付き合っていくのは旦那様でも奥様でも家族でもありません。あなた自身の心と体です。

これからもずっとお世話になる自分の体と心をメンテナンスし、将来のために“健康の預金”をしておくのも、有意義な夏の過ごし方ではないでしょうか。


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