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執筆者の写真特定非営利活動法人 桑の実

感情は、知らず知らずのうちに育つもの

悩みや不安は誰にでもあります。たとえそれが大成功を収めた社長さんであっても、明日を夢見る学生さんであっても子育てに時間を注ぐお母さんであっても。


人によっては悩みや不安の類がないとダメ、という方が一定数いて、何か問題が解決するとすぐにまた違う問題に悩んでみたり、今まで全然気にもしていなかったことが悩みの中心になってしまったりします。


安定を求める一方では現状維持への葛藤も強く、悩みや不安といった痛みを感じることである種の成長や生きている感覚を味わうのですから、人間とは本当に不思議な生き物だなぁと思います。


そして、日々思うのは“感情は育つ”ということ。いつもいつも不安を抱えていることがある人は、それを自分の頭の中で何度も何度も繰り返し反芻し、元々以上の大問題になってしまうことは非常に多いです。

育ってしまったマイナス感情は、まさに根っこの生えた植物のように心を支配し、どんどん大きくなってしまうばかりだけではなく、根っこの部分がどんどん見えなくなってしまうんです。


もしかしたら経験がある方もいるかもしれません。悩んで悩んで悩みすぎて気が付いたら

「あれ?何に悩んでたんだっけ?」みたいなこと。あれが感情が異常に育ってしまった状態です。


もちろん、育つのはマイナス感情だけでなくてプラスの感情も大きく育ちます。一度、何かの分野で大きく成功した方ってなんだか他の事をやっても成功できるイメージがないですか?



もちろん、影響力とか経済力とかのベースが違うこともあありますがそれだけではないですよね?

彼ら・彼女らは一度の大きな成功体験とその積み重ねで、圧倒的な自信を手に入れています。それは、才能があるとか俺はえらいんだとかそんなことではなくて、物事に楽しく取り組む技術と自分はいずれ出来るはずだというプラスの思い込みです。


自分は出来ると思って毎日過ごしている人と、自分はダメだ、不安だ、悩んでいる、という人。そこで育つ感情が大きく違うことは想像に難くないでしょう。


感情の恐いところは目に見えないということです。


気づけば自分自身が育てたマイナス感情に自分が支配されてしまっている状態になってしまい、なかなか抜け出すことが出来ないんです。


感情の育ち方、というのは正直良ってわかないですが、シンプルにいうとマイナス感情をいつも持っている人はマイナス感情が育ちやすいし、プラスの感情をいつも持っている人はプラスの感情が育ちやすい。

当たり前のことなんですが、目の前の出来事で感情がプラスに動いたとき、マイナスに動いたときに“もしかしたらこれまでに自分が育ててきた感情が影響しているのかな?”と考えてみるのもおすすめです。


ちなみに、当たり前ですがマイナス感情を育てない努力は必要ですよ!育ってしまってもほとんど良いことがありませんからね。


プラスの感情をどんどん育てていきましょう!





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