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執筆者の写真特定非営利活動法人 桑の実

明るい未来への道を開く

更新日:2020年7月14日


私たちの法人の使命は“障害福祉と社会をつなぐ架け橋になる”ということです。

障害福祉の業界に入るほど、良くも悪くも“福祉の福祉による福祉のための福祉”に

日々触れていきます。


よく言えば非常に適切な環境でしょうが、一方で会社組織やその他のいわゆる“仕事”として考えたときに特殊な環境であることは間違いありません。


それゆえにどうしても、他の社会との距離感が生まれてしまうのです。

私たちの施設は基本的に、作業や仕事の訓練を通して最終的には会社等への就職を目指す支援を提供しています。つまり、社会との距離感が生まれすぎてしまうとなかなか私たちの目標にたどり着けないことになってしまいます。


一方で、色々なところに“困りごと”を抱える障害者に対しての配慮や理解を当然ながら最大限高める必要もあるのです。


成長のため、社会の常識との乖離を避けながらも、福祉としての配慮はしっかり提供し、成長を促す支援をしていく。これが私たちの理想形です。


まだまだ答えは見えていないですが、私たちの今の取り組みとしては、ECショップの運営です。

なぜなら、自分たちの仕事が直接お客様に届いて、全国のお客様が感想をくれたり何度もリピートしてくれたりする。

何よりも、“誰かの役に立てた”“誰かが喜んでくれた”という経験そのものが、障害をお持ちの方を社会と繋げるカギになる、と感じたのです。


まだまだ取り組みの中で大きな成果が出せたわけではないかもしれませんが、この先に明るい未来があると信じて運営していきたいと思います。


興味がある方は是非とも覗いてみてください。


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